遅すぎし春
春に変わる辺り、秋はキングオブコント、冬はM-1、R-1の下半期お笑い賞レース祭りを抜けてテレビではM-1リターンズが放送されました。
そんな中、去年1年私事で行きたくてもほとんど劇場に行けなかった私は今ただただ危機感というか焦燥感に駆られています……
……大阪NSC26期凄くない?????チケット全然取れないんだけど!!!!!!ねぇ!!!!!!!!!!!!!
いつも応援して劇場に行くのもほとんど彼らが目当てで向かうのですが、普段推している彼らの日の目の出方が2016秋から半端じゃない!!!!!!!!
ようやくライブに行けるようになった今、2016夏の彼らと比べると引くぐらいチケットが取れなくなっている。焦る。危機感を感じる。活躍が劇場のチケットの売れ行きに着実に響いてる。すごすぎる。
彼らのネタ、コンビ芸、スペックの全てが好きなので、いつ爆発してもおかしくないとオタクながらニヤニヤしていたのですが、ニヤニヤしてる場合じゃない!!!売れまくってる!!!!!
この状況にチケットが取れない悔しさはもちろん募りますが、ずっと応援していた1オタクからすると嬉しい、ただただ嬉しい。テレビで見れることもすごく嬉しい。好きな芸人さんの名を出しても「誰?」とならない。「知ってる!」で返ってくる嬉しさ!
加速するのはもっと彼らを知ってほしい気持ち。もっと私がおもしろいと思ってる人達を知ってほしい。
ということで前置きが長くなりましたが私の推しを紹介したいです。
1、まず大阪NSC26期生とは
NSC(よしもとの養成所)を2004年に卒業。今年芸歴14年目。
東京NSC9期と同期。東京NSC9期にはしずる、ハリセンボン、ライス、囲碁将棋、ゆったり感、天狗、ジューシーズ(現サルゴリラ、松橋周太郎)、エリートヤンキー(現在解散し2人ともピンで活躍)etcなど。
2017年現在
大阪拠点: 和牛、かまいたち、藤崎マーケット、アキナ、アインシュタイン、守谷日和etc
よしもとはコンビに対して芸歴が若い方に合わせるのでアインシュタイン(稲田さん27期)と2700(ツネさん27期)は厳密に言えば26期ではないかもしれませんがお許しください。
ちなみにアキナの秋山さんは25期で銀シャリと同期です。
…すごくないですか?テレビで見たことありませんか??ここ全て同期ですよ??実は東京9期も私は大好きなのでこの期は東京大阪どちらも黄金期すぎると個人的に思っております。
26期を推しはじめたのは友達がおすすめしてくれた天竺鼠にハマったことがきっかけです。そこからここまで大阪26期を全力で推していますが、実は全員を推せているわけではありません。
大阪26期には「同期ライブ」と「アキナ牛シュタイン」という2組のユニットライブがあります。
同期ライブは天竺鼠、かまいたち、藤崎マーケットの3組。アキナ牛シュタインはアキナ、和牛、アインシュタインの3組。
私はこの2組のユニットライブを中心に大阪26期を推しています。
彼らをおすすめしたい理由はずばり「オールマイティさ」です。
全員が漫才、コント、ピンネタ、トーク、モノマネ、MCなどジャンルを問わず何でもできる。確かに各コンビで得意なジャンルは違いますし、芸歴が割とあるというのもあるかもしれませんが、こんだけ出来るってやっぱりすごいんじゃないかな…
各賞レースでの名の連ね方もすごすぎる。特に同期ライブメンバーは早いうちから芽を出していて、天竺鼠はABCお笑いグランプリで100点を取り優勝、藤崎マーケットはMBSお笑いアワード、ytv新人賞をとっています。かまいたちはABC、NHK、上方漫才大賞新人賞、歌ネタ王等で優勝。大阪の賞レースをほぼ総ナメにしている。
天竺鼠は第1回大会のKOCから3度のKOCファイナリスト、藤崎マーケット、かまいたち、アキナもKOCファイナリスト。
M1ではアキナ、和牛(2016年2位)…。
すごすぎる。アキナはM1もKOCもファイナリストだよ?ひぇ。
和牛は漫才師の印象が強いですが、コントにも定評があります。2人とも演技が上手なので面白いんですよ。
アインシュタインは主に漫才ですが、上方演芸大賞をとっているのでこれから必ずきてほしい!いや、くる!稲ちゃんは顔だけじゃない!漫才おもしろい!!!
ピンネタでいうとR1は藤崎マーケット2人ともセミファイナリストで、天竺鼠の川原さんもなすびのキャラなど(あらびき団など出演)で見たことある人がいるのでは?
漫才コントピンネタ以外だと、関西年末年始の風物詩、オールザッツ漫才でよくやってくれる藤崎マーケットのこんなやつおるおる!というおるおるネタがとにかくオススメです。藤崎マーケットの2人は本当に何でもできる。「ラララライのやつ!」だけ思ってるのは遅い。ラララライで大ブレークした後、漫才で賞取ったり、KOCに出たり、面白い人はずっと面白いと思わせてくれた2人。
ブラマヨの真夜中芸人というテレビで番組側が頼んだテーマに沿ったネタをやる時に藤崎マーケットがやった「小学生が漫才したら」がよう◯べで観れる(テレビのアップは本当はダメですが…)。アホらしくて最高です。
トークライブでは天竺鼠川原さん「マシンガンズハウス」、アインシュタインゆずるさんは「声枯れるまで」、藤崎マーケットのトキさんは「デトックス」、かまいたち濱家さんは「はまいたち」など定期的に行われています。
ねぇすごいです。はぁ。推しすごい。
これを書きながら今一度推しに惚れ直しているよ。
このオールマイティさゆえにかまいたち、アキナ、和牛など関西でのレギュラー番組を抱えているコンビも。
そんな彼らの活躍は最初に言った通り劇場に響いています。
なんばグランド花月(キャパ900人、よしもとの劇場で最大)で単独をして即完。それよりもっとキャパの小さな劇場は言うまでもありません。
東京でも単独やアキナ牛シュタインをしていますがそれでも即完なのでオタクお手上げ(^-^)/
こんだけチケットがとれないけど、彼らに笑わせてもらえる限りは見に行く価値がある。それぐらい面白い。チケットとるまでは「あー争奪戦めんどくせ」っていうスタンスなんですけど、いざ取れて、劇場いってみたら、帰る頃には「次も絶対にいくぞ!!!」ってなってるんですよね。
最近では、チケットの高額転売が問題になっています。
ここからは個人的な史観ですが、劇場に足繁く通う方って「お笑いが好き」か「芸人が好き」かに別れると思います。どちらが好きでもいいと思うし、趣味に正解なんてないと思います。だけど、人の好きなものを傷つける権利なんて誰も持ってないんです。推しにお金が入らないなんて彼らに見合う価値が0ってことになってしまう。定価以上の価値がそこにはあるのに。定価以上の価値があるからこそ高額転売にはどうしてもそこに行きたい購入者がいる。そしてそれを狙う転売ヤーがいる。
好きな人が損をしないように。今一度考えてみてください。
ここまで「26期チケットとれない!」とタラタラとわめいてきましたが、あくまで私の運の話であることは頭に刻み込んでくださいね!!!!!
とれるやつはとれるんで!私だって和牛トークライブとかまいたち単独当たったから!!
よしもとのチケットは基本発売日に先着順で当日も各劇場窓口での販売が行われており、当日じゃなくても劇場前で芸人さんから直接買えたり(手売り)、前売り値段で劇場で取り置きしてもらえる(置きチケ)など様々なチケット制度があります。
人気の公演は先行販売と呼ばれる抽選式のチケットになることが多いです(大阪の公演の方が抽選式多め)。26期のチケットは主にこのタイプです。
抽選式はほんとに運です。
よしもとには年会費(月会費)を払わなければなりませんが、チケットが当たる確率があがるプレミアム会員なる制度も存在します。(必ずしも当たるわけではありません)もし身近によしもと好きな方がいれば協力しあうのも一つの手だとおもいます。
正しい方法で手に入れてぜひ劇場での彼らを見てください。
テレビを通してみるのと劇場でみるのとは違うと思います。LIVE、生、はすごいですよ。